SSブログ

歌と涙と思い出と [その他]

昨年、とても大切な方を失いました。


子供の頃
両親が共働きで夜も帰りが遅かった為
子守をお願いしていたおばちゃんがいました。

箸の持ち方や礼儀作法などほとんどのことを
そのおばちゃんから教えてもらいました。
今の自分があるのもそのおばちゃんのおかげと思ってます。


結婚する前に今の妻を紹介しに行ったり
もちろん結婚式も出席していただきました。
子供が生まれた時も真っ先に見せに行き
本当の孫のように可愛がってもらいました。




通夜の時におばちゃんの息子さんや娘さんと話をしました。

入院してから いつも私に会いたいと言ってたそうです。
亡くなる直前まで私の名前を呼び、気にかけていたそうです。




連絡くれればよかったのに
体調が悪いことも入院してることも何も知らなかった・・・


ごめんね・・・

会いにいけなくて 

ほんとうにごめんね・・・




何年ぶりだろう

こんなに泣いたの

子供たちの前で初めて号泣しました。

最後になるおばちゃんの顔

涙でかすんでほとんど見えなかった

ずっとその場を離れたくなかった・・・

いつかは別れが来る、それは判っている

でも・・・















そして半年後

車で移動中ラジオを聞いていると

ある曲が流れてきました

「小3のころなぜだか~♪おばあちゃんと暮らしてた~♪・・・・

仕事中だったんですがなんとなく聞き入ってました


「なんだこの歌は・・・」

いつのまにか涙が次からつぎへと。

ラジオなどでよく流れていましたのでご存知の方多いと思いますが
植村花菜さんの「トイレの神様」という歌でした。


私にとって一番心に残る歌になりました。
この歌を聴くたびにおばちゃんのことを想うことでしょう。



おばちゃん・・・今までありがとう・・・
また子供たちを連れてお墓参りに行くね。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。